大学受験に英語不要?入試改革が与える受験生への影響は

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英語民間試験の導入の問題点について、「居住地域における金銭的負担格差の問題」や「各試験の実施の公平性の問題」などについてみてきましたが、英語民間試験の導入にあたっては、以前から他にも複数の問題が指摘されてきました。

 

・英語民間試験の導入の問題点は?

・英語民間試験に各大学はどう対応した?

・2021年度大学入試改革は結局どうなるのか。

 

今回は、これらについての記事をまとめていきます。

 

◆成績提供する民間試験の受験時期について

 

大学入試に活用できる英語民間試験の試験結果は、「高校3年生で受験した試験」を「2回」のみ活用できると規定されていました。

 

しかし、高校3年生で受験した時より、高校2年生の時に受けた試験のほうが試験結果の良い受験生もいるかもしれません。

また、高校3年生になるまでに、すでに大学入試に活用したいと思えるほどの、十分に自分が満足する受験結果を出せていた場合も、また新たに受験料を払って高校3年生の時に受験しなければならないのか、などの問題がありました。

 

◆複数の試験の整合性と、大学ごとの対応の差

 

また、大学入試への活用が発表されていた民間試験は8種類あり、それぞれが内容の異なった試験内容で、各試験によって求める能力も異なってきます。

 

それらの異なる試験によって一つの大学入試の結果をはかるのは、整合性にかけるのではないかという指摘は、複数の英語教育の専門家から以前より出ていた声でした。

 

また、英語民間試験の導入については、そもそも大学入試を行う大学側の、活用の方針にばらつきがありました。

 

大学ごとに民間試験活用に差があり、受験生にとって不公平であることや、そのばらつきのために、受験生が大学ごとの情報を集め、複数の民間試験を受験する必要が出てくるなど、受験生にとっての負担が大きいとの問題点もありました。

 

◆「共通一次試験」は延期を繰り返した

 

1979年から、1989年までの11年間11回にわたり実施されていた「共通一次試験」は、現在のセンター試験の前身となった試験です。

 

この「共通一次試験」の導入時も、様々な問題点が浮上し、延期に次ぐ延期で、やっと導入されたという経緯があります。

 

◆まとめ

 

・英語民間試験の導入には以前から複数の問題点があった

センター試験の前身の「共通一次試験」導入時も延期が繰り返された

・今後、問題点と向き合いながらの大学入試改革が必要

 

導入発表当初より、複数の問題点が指摘されていた英語民間試験の導入は、萩生田文部科学省大臣の「身の丈」発言をきっかけに、一度立ち止まるきっかけを得たといってもいいかもしれません。

 

文部科学省からの発表によって情報を左右されたことにより、受験生にとっては不安が大きいと思います。しかし、このまま2021年度に英語民間試験の導入が行われていれば、人生を左右する大切な試験において、受験生ごとの様々な差が生まれ、整合性にかけた大学入試になっていた可能性が高いです。

 

日本の大学入試改革が目指していた、「英語4技能の活用」は、これからの社会で必要な力です。

 

国としては、今回の大臣の発言で大学入試について一度立ち止まって考え、問題点をしっかりと解決した後に、日本の大学入試改革を行っていく必要があるのではないでしょうか。そして受験生は、今目の前にある課題や問題をこなすことを大切にしながら、今後の大学入試情報についての情報も見逃さないようにしてください。

 

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AO入試にデメリット?第一志望校に出願すべきでない理由

 

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AO入試とはそもそもどんな入試なの?
AO入試と推薦入試の違いって一体何?
AO入試に合格するため必要な事って・・・?


AO入試とはそもそも何・・・?


正式名称はアドミッションオフィス入学試験と言い、
Admissions Officeの略であるAOとは、「入学管理局」という意味があります。
AO入試では各大学が提示する「アドミッションポリシー(受け入れ方針)」に基づいた
「大学として入学を期待している人物像」に当てはまるかどうかが評価の基準とされます。

AO入試を行う大学は、アドミッションポリシーに則った生徒を合格させたいため、受験生のこれまでの成績などよりも、多岐に渡る方式による選抜で見えてくる、受験者の今後の将来性や可能性、入学の意志を重視することが一般的となります。そのため、専攻までにかかる時間が長いことからほとんどの場合が専願であり、不合格となってしまった場合は一般入試に移ることが多いとされています。

1990年頃から一気に行われるようになったこの入試制度は、現在、私立大学の約8割、国立大学の約4割で実施されています。受験生の人物評価が行われるため、元来、学力試験は行われておらず、下記に記している様に多岐に渡る選抜方法が行われており、それらの内容は各大学の入学管理局に委ねられています。


◆どんな選抜方法があるの?


小論文や面接を通して受験生の個性や考えを引き出す方式が多く見受けられ、その他にはオープンキャンパスや模擬授業に参加して、受験者と大学が手を取り合って勉学に励めるかを見極める方式や、プレゼンテーションやレポートを通して、大学教育に対する受験者の理解や同意を見る方式などなど、とてもバラエティに富んでいます。

また、基本的に学力試験はありませんが、AO入試合格者の学力低下問題を解決するべく、学力試験を加えて行う大学も増えてきているそうです。


AO入試は推薦入試と何が違うの?


AO入試では推薦入試と違い、原則として所属する高校の学校長による推薦が必要なく、各大学が提示している出願条件を満たしていれば誰でも出願することが可能となっています。

また、他の受験方式に比べ、AO入試のエントリーの開始は5~8月ととても早い時期に行われるため、早期のうちに様々な準備をしておく必要があります。前項で紹介したとおり、入試制度には様々な選抜方法があるため、対策には多くの時間を割いて、自分の持てる最大限の力を生かせるような準備や練習を重ねていく必要があります。


AO入試の現状について
基礎学力を問わないことや早期に合格が決まることから、入学する学生の深刻な学力不足が問題視されるようになり、AO入試方式を取りやめる大学も少なくはありません。また、AO入試を行う大学の中でも、学力を重視して一定の学力層で受験生を線引きするという傾向が部分的にあるようです。さらに、実用英語技能検定やGTECなど、語学検定の級およびスコアを評価対象や出願条件に含むという風潮も出てきているそうです。

また、AO入試合格者が合格後に勉学に励まなくなるのを防ぐために、大学側が合格者に対して入学前教育を実施するという動きも活発化しています。

そんなAO入試ですが、文部科学省の発表によると、平成29年度の大学入学者のうちAO入試で合格したのは9.1%となっており、一時期から減少はしたものの未だ全体の1割ほどを占めているということで、受験生にとっては見逃せない入試方式であることは変わりないようです。


AO入試に合格するために必要なのは・・・


ここまでで述べてきたように、AO入試は様々な受験方式で受験生の将来性や合格への意志を見極める方式です。そんなAO入試で合格するために必要なのは、「受験する大学で学びたい」という強い意志と、それを下支えする明確な理由や根拠、そして自分の持つ能力と大学の要求に齟齬が無いことをしっかり大学側に伝えることに尽きるでしょう。

同じ大学だとしても年が変わると求める受験生の条件が変わることもあります。そういった変化に対して常にアンテナを張り、志望校のホームページやパンフレットで最新情報を見て自ら気付いていく必要があります。

志望する大学に「ぜひ入学して欲しい」と思ってもらう為に、受験生自身が大学側に対して強い思いを持つことが合格への最低条件と言えるでしょう。


◆まとめ


今ではかなりメジャーとなったAO入試
推薦入試と混同する人も多く、AO入試の制度をいまいち理解しないままに臨んでしまう人がまだまだ多いのも事実です。

AO入試では「アドミッションポリシー」を基準として求められる。
・志望校によって選抜方法は大きく異なる。
・敵は少なくない。早め早めにアクションを!

あなたの志望する大学にAO入試があるのであれば、ぜひこのような内容を頭に入れた上で、オープンキャンパスや公開授業などに積極的に足を運び、その大学に入学するのだという強い意志を培ったうえで挑戦してみるのも良いのではないでしょうか。

 

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大学入試に平等改革!英検利用が受験生にもたらすデメリット

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2017年5月に文部科学省から発表された2021年度の入試改革には、以前から様々な問題点がありました。

 

・英語民間試験の導入の問題点は?

・住む地域で受験にかかるお金が違う?

・受験の公平性はあるのか?

 

最終的に白紙に戻ってしまった新しい入試改革ですが、その中でも英語民間試験導入の問題点と、これからの大学入試について考えていきます。

 

◆英語民間試験の導入における受験生の金銭格差

萩生田文部科学省大臣の「身の丈」発言がきっかけで延期が決まった英語民間試験の導入ですが、英語民間試験を受験する場合、受験生の金銭的負担にはどのような格差があったのでしょうか。

 

例えば、地方に住む受験生が、英語の民間試験を受験しようとする場合、都会に住む受験生に比べて、試験会場に行くまでの交通費がかなりかかってしまいます。受験会場は全国で約260の場所を設けてありましたが、それでもやはり僻地に住む受験生は、受験会場まで出向いていくためにかなりの交通費がかかります。地方に住む受験生の負担金額はとても大きいものでした。

 

高校3年生の時に受験した2回の英語民間試験が、大学入試へ反映されることになっていたため、1回の受験料が約6000円~1万2000円ほどする英語の民間試験の受験料は、少なくとも受験料だけで1万円以上の負担になることになり、英語の民間試験受験のためにかかる金銭格差は、やはり大きな問題であったといえます。

 

◆試験会場ごとの運営の公平性問題

 

英語民間試験の導入には、受験生ごとの金銭の負担格差だけでなく、他にも複数の問題点を抱えていました。

 

センター試験の監督員は、とても厳しいマニュアルによって、厳格化されています。女性は歩くときの音で、受験生の試験の邪魔をしないようにと、ヒールのある靴を履くことを禁止されているなど、センター試験の監督員には細かいところまで規定があります。

 

一方で、英語の民間試験は、塾や学校などでも受験できるものが多く、民間が請け負っている試験のため、試験会場の環境や試験監督員の質にも、受験会場によって差が大きいと言われています。

 

1点の差で合否の決まる大学入試において、また、多額の交通費や受験料を払って受験する大切な試験において、試験会場の壁が薄くて待機中の次の受検者に試験問題が聞こえたとか、試験監督員が居眠りをしていたので、カンニングができた、などの問題が起こらないとも言えないのです。

 

◆英語民間試験の導入における問題点

 

・英語民間試験の導入は、以前から複数の問題を抱えていた

・居住地域における金銭的負担格差の問題

・各試験の実施の公平性の問題

 

英語民間試験の導入については、上記2点の問題の他に、「成績提供する民間試験の受験時期について」「複数の異なる試験の整合性」などの問題も抱えていました。

 

次は、それらの問題点と、これからの大学入試について考えていきます。

 

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大学入試でTOEFL?共通テストと英語民間試験の気になる関係は

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2017年5月に、これまでのセンター試験を「共通テスト」に変更し、その試験内容も一新するとの発表が文部科学省からありました。それから約2年半の間、各予備校や新聞・テレビのニュースなどから、様々な情報が流れたり、新しい試験のための模試が作られたりするなど、世間を騒がせてきました。

保護者や高校の先生、特に受験生本人は、これからの大学入試がどうなるかと、気が気でなかったと思います。

 

それが、2019年12月17日の文部科学省からの突然の発表で、「共通テスト」や英語民間試験の導入などの新しい大学受験の方針は、“延期”という名の白紙状態に戻ることになりました。

 

・なぜ、英語民間試験の導入は白紙になった?

・受験生やその保護者たちは、英語民間試験の導入をどう見ていたのか?

・英語民間試験の導入にあたっての問題点は?

 

今回は、これらについての記事をまとめていきます。

 

◆民間からの反対の声が多数あった、英語民間試験の導入問題

 

先日、京都の街で友人と待ち合わせをしていると、何やら大きな看板を持った2人組が交差点にきて、何かについて話し込んでいました。独身らしき中年の女性と、20代ほどの女性です。近くだったので2人の会話が聞こえてきました。

 

その後、大学の教授と、高校の教師、高校生を子どもに持つ主婦が、同じ集合場所にやってきました。そして5人が集合すると、その場所で英語民間試験の導入反対についての街頭演説が始まりました。

 

◆受験生の居住地における格差問題と、採点の整合性の問題

 

興味があったので、しばらくその演説を聞いていましたが、彼女らの主張は、このようなものでした。

 

・地方に住んでいる受験生は、英語の民間試験を受験するために、わざわざ遠方まで出向く必要があり、都会に住んでいる受験生との格差が広がる。

 

・1点の差で合否が決まる大学受験において、試験内容の異なるいくつかの英語の民間試験を1つの基準にまとめて、試験の点数として流用するのは、真剣に試験に向き合っている受験生に対してあまりにもずさんな点数の管理方法だ。

 

という、大きくわけて2つの主張でした。

 

文部科学省大臣の「身の丈」発言

 

このような民間からの反対の声は、英語民間試験の導入が発表された後からずっとありました。しかし英語の民間試験の導入が、予定されていた2021年度の大学入試から延期になった大きなきっかけとなったのは、萩生田光一文部科学省大臣の失言が大きなきっかけでした。

 

現役の文部科学省大臣が、受験生の居住地における受験料負担の格差は当然のことであるとして、「身の丈」に応じた受験方法をとればいいとの内容を発言したのです。この失言によって、各報道機関や、野党からの反対のはますます大きくなり、結局、この失言が大きなきっかけとなって、英語民間試験の導入は延期が決定されることになりました。

 

◆まとめ

 

・英語民間試験の導入は、当初から様々な問題を抱えていた

・民間からの反対の声は以前からずっとあった

・現役文部科学省大臣の失言が、延期の大きなきっかけとなった

 

次の記事では、英語民間試験導入の問題点について考えていきます。



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バンザイシステムNG!?絶対大学生になれる志望校選択の裏技

 

 

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毎年、河合塾が公開している「バンザイシステム」。センター試験を受験するなら必ず知っておきたい「バンザイシステム」とは一体何なのか。今回はその「バンザイシステム」について詳しく紹介していきたいと思います!

・バンザイシステムってどんなシステム?
・バンザイシステムから分かることって・・・?
・自分の受験にどう生かせば良いの?


◆バンザイシステムって何・・・?


毎年、センター試験の試験日から数日後に河合塾が公開している大学の合格可能性判定システムで、そのシステム内でA判定として表示されるバンザイした男の子のイラストから「バンザイシステム」という様な名称になっています。

このシステムでは、センター試験の自己採点結果と志望する大学を入力することで、受験生が志望する大学に合格する可能性や同じ大学を志望する受験生の得点分布などを確認することが出来ます。

また、国公立大などの一次試験と二次試験の双方で評価するような大学を志望する人の為に、毎年10月頃に行われる「河合塾 第3回全統記述模試」の偏差値を合わせて打ち込むことで、センター試験の結果とのドッキング判定を確認することも可能となります。

合格可能性は、80%以上がA、65%はB、50%はC、35%はD、それ以下がE評価という分けられ方をしており、毎年多くの受験生がその合格可能性を参考にして、今後の出願校を決定していきます。


◆バンザイシステムから何が分かるの?


前項で示した通り、センター試験の自己採点得点によって志望する大学の合格可能性を知ることが出来ます。それに加え、地域や志望学科系統などの詳細な条件を入力することで、センター試験の自己採点得点で合格できそうな大学を個別に検索することが出来ます。

このシステムはセンター試験受験者の約8割が利用しているとされ、利用者のほとんどが「バンザイシステムのデータは参考になり、信用できる。」と回答しているそうです。

特に国公立大学は受験の機会が少ないことから、このシステムを使ってしっかりと合格を勝ち取れる受験のプランを立てることが重要となってきます。


◆ボーダーラインから何を学ぶ?


バンザイシステムと同時に公開される「センター・リサーチボーダーライン一覧」では、バンザイシステムなどを利用した受験生の得点や志望大学などを集約したビッグデータによる、各大学及び学科の合格可能性を算出するための基準点の一覧を公開しています。

バンザイシステムを利用するのであれば、このボーダーライン一覧を同時に活用することで、より自分の立ち位置や今後の受験プランについて、冷静かつ正確な視点から考え、決断することが出来ます。


◆バンザイシステムを自分の受験にどう生かすの?


ここまでまとめてきた様に、バンザイシステムでは多くの受験生から寄せられるデータによって、かなり正確な自分の立ち位置を理解することが出来ます。

国公立大志望の受験生は、自分のセンター試験の自己採点結果と志望大のボーダーラインをしっかり照らし合わせることで、堅実な受験プランを考えられます。もちろん、そこでの評価は100%正確というわけではないので、過去の志望大の合格最低点などを参照して挑戦するということも選択肢の一つとして大いに考えられます。もちろん、前期日程だけでなく中期や後期日程の合格可能性なども参照できるので、自分が志望する大学へ合格するための道を模索することを忘れずにすることが望ましいです。

また、近年ではセンター試験受験後に出願できるセンター利用入試が増加の一途を辿っています。自分の立ち位置がある程度分かっている上での選考なので人気も高く、ボーダーラインが同じ大学でも異なる受験方式と比べて高くなっているという傾向が顕著に表れていますが、もし志望している大学がそういったセンター利用入試を実施していたら、まずはバンザイシステムで合格の可能性を調べてみるのも良いかもしれません。


◆まとめ


毎年多くの人が利用しているバンザイシステム。特に国公立大志望の受験生にとっては、一次試験での自分の全国的な立ち位置がとても正確に表示されるため、合格するためには絶対に利用したい受験のマストアイテムと言えるでしょう。そんなバンザイシステムですが、

・受験生の約8割から集まったビッグデータから正確な基準が出されている。
・自分の全国的な立ち位置をはっきりと理解して受験プランを考えられる。
最後の審判を下すのは自分。評価に踊らされすぎない!

これらのことを分かっていただければと思います。かなり正確なデータがあるがゆえに、そこでの評価に怖じ気づいてしまう受験生も少なくありませんが、二次試験の結果次第で逆転が出来る大学も少なくは無いので。自分の志望する大学のボーダーラインなどと重ね合わせて、じっくりと出願する大学を決めましょう!

 

 

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センター試験で必勝!高得点の秘訣は●●するだけだった!

 

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毎年1月中旬に行われる大学入試センター試験。毎年多くの受験生が受験するこの試験ですが、意外と詳しい内容を知らない人が多いようです。この記事では大学入試センター試験について詳しく紹介したいと思います。

※以降、この記事では「センター試験」という表現に統一します。

 

センター試験の基本事項

センター試験の特徴って何?

・新たに始まる「大学入学共通テスト」とは・・・?

 

 

センター試験の基本事項

 

かつて、国公立大学共通第一次学力試験(通称:共通一次試験)として行われていた試験が、1990年よりDNCこと独立行政法人大学入試センター(以降はDNCと表記)によって行われる試験に改められました。

 

現在は、例年1月13日以降の最初の土・日曜日の2日間が試験日に設定され、土曜日は文系科目(社会・国語・英語)、日曜日は理系科目(数学、英語)が行われます。

 

センター試験では記述問題は無く、全てマークシート形式の問題となっています。また、出題される問題は高等学校の学習指導要領に沿っており、教科書レベルから逸脱した内容は出題されません。平均点は約6割で基礎事項を問う問題も多く、良質な問題という評価をする専門家の方も少なくはありません。

 

 

◆どんな教科が受験できるの?

 

センター試験では全6教科30科目の出題科目があります。

 

地歴公民は「世界史」、「日本史」、「地理」がそれぞれAとBがあり、

そのほかに「現代社会」、「倫理」、「政治・経済」、「倫理 , 政治・経済」があります。

全て1科目あたり60分で100点満点となっています。

(注)「倫理」と「倫理 , 政治・経済」、「政治・経済」と「倫理 , 政治・経済」のような

組み合わせでの受験は出来ません。

 

国語は80分で200点満点のテストとなっています。

評論文、小説、古文、漢文が50点ずつの4問で構成されています。

 

外国語は「英語」、「フランス語」、「ドイツ語」、「中国語」、「韓国語」から選択が可能で、

80分間の試験となっています。それぞれ200点満点です。また、「英語」を選択している人は必ず50点満点のリスニング試験も行います。リスニング試験では専用のICプレイヤーを用いて、平等に受験が出来るように手配されています。

 

数学(1)では「数学Ⅰ」と「数学Ⅰ・A」、数学(2)では「数学Ⅱ」、「数学Ⅱ・B」、「簿記・会計」、「情報関係基礎」の中から1つ選択して受験します。全て60分間で100点満点の試験となっています。多くの大学では「数学Ⅰ・A」と「数学Ⅱ・B」の試験結果を採用しています。

 

理科(1)では「物理基礎」、「化学基礎」、「生物基礎」、「地学基礎」がそれぞれ50点満点で設定され、60分の間に2科目選択して答えます。その際の時間配分については60分の中であれば受験生の裁量で自由に決めることが出来ます。

また、理科(2)では「物理」、「化学」、「生物」、「地学」から選択できます。1教科につき60分間で、100点満点となっています。各大学によって理科科目の取り扱いが変わるので、各大学の入学者選抜要項を確認しましょう。

 

 

センター試験の特徴とは・・・?

 

センター試験国公立大学の一次試験として利用されたり、私立大学に多く見られるセンター利用入試などに利用されたりします。そんなセンター試験ですが、大きな特徴としては出願前に自分のセンター試験の得点などを知ることが出来ないという点です。そのため、受験生は試験中に自分の解答を記録しておき、予備校のホームページや各社新聞などで発表される解答と照らし合わせて自己採点をします。

 

また、数学の問題では解答形式はマークシートであるが、必ず選択肢が明示されているわけではなく、答えとなる数字を番号としてマークするという様式になっています。そのため、記述式の問題とは解き方が少し変わるので、専用の勉強を積むことが必要と言われています。

 

 

センター試験で高得点を取るためには?

 

センター試験では全ての問題がマークシート形式の問題となります。記述式の問題と大きく内容が変わるわけではありませんが、教科書レベルの内容に沿っていることから出題内容も趣向を凝らしたものが多々見られます。市販で売られているセンター試験の過去問を参考に、センター試験の様式に慣れておくことが高得点を取るために必要なことだと思います。

 

 

◆新たに始まる「大学入学共通テスト」とは・・・?

 

2020年1月に行われるセンター試験をもって当試験を廃止し、新たに「大学入学共通テスト」というテストを行うという発表が文部科学省からなされました。

 

当初、実施方針には民間英語試験のスコアを利用することや、試験にマークシート式の問題と合わせて国語、数学科に記述式の問題を出題するといった内容がありました。

ですが、2019年12月時点では、民間英語試験の導入を延期することや国語・数学科の記述式試験の見送りが発表され、形式に注目するとセンター試験と同じ様式のように思えます。

 

ただ、実は出題内容がセンター試験から細かく変わる可能性のある部分があります。

・英語の配点が筆記とリスニングでそれぞれ100点満点に

・英語(筆記)の問題文が全て英語表記に

・英語(筆記)の発音、アクセント問題の廃止

・英語で扱う英単語の数が増加

・国語で扱う文章に条文や規約などの実用的な文章が追加

・数学の問題文を読解する力がより必要に

・「正しいものを全て選べ。無い場合は⓪をマークせよ。」という問題の追加

 

確定ではないですが、プレテストや文部科学省の方針よりこのような出題内容の変化が予想されています。

 

 

 

◆まとめ

 

センター試験の詳細と、センター試験に変わる大学入学共通テストについて予想される内容についてまとめました。

 

・自己採点結果でその後の受験プランを決める。

センター試験は教科書レベルに沿った基本的な問題が出題される。

・大学入学共通テストの動向をニュースなどで常にチェックしよう!

 

様式が変われど、国公立大入試の一次試験であることは変わらず、条件の変化は全国の受験生が平等に受けるものなので、あまり意識しすぎずに勉強に集中して取り組みましょう。

 

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二段階選抜は●●次第で合格!国公立志望者が確認すべきこと

 

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皆さんは「二段階選抜」という制度を聞いたことはあるでしょうか。

主に国公立大入試で行われることがある「二段階選抜」を知らないで

受験に挑んでしまうと痛い目に・・・?

今回はそんな「二段階選抜」について丁寧に解説したいと思います!

 

・二段階選抜っていったい何・・・?

・なぜそんな制度が行われているの?

・国公立大受験生が取るべき対策は何?

 

 

◆二段階選抜ってどんな制度なの?

主に国公立大入試で行われている二段階選抜は、「足切り」や「門前払い」という呼称もあります。(※当記事では以降、「二段階選抜」という表記で統一をします。)

 

国公立大一般入試はほとんどの大学が、一次試験であるセンター試験と二次試験である個別学力試験の双方を考慮し、各大学が定める配点率によって算出される合計点で合否を決定します。

この「二段階選抜」という制度では、一次試験の結果が一定のラインに達していない際に、二次試験の受験対象者から除外する、つまり言い換えると一次試験の結果で受験生をふるいにかけるという方式が行われています。

ちなみに、二段階選抜において、一次試験の結果で選抜することを「第一段階選抜」と言います。

また、出願したものの、第一段階選抜で不合格となってしまった場合には、

受験料17,000円のうち13,000円が返金されます。

 

この制度が実施される多くの大学では、前もって基準に関する予告を発表しますが、

志望者数の状況によって第一段階選抜を行うか否かを決定するため、

実際に選抜が行われるのは人気の大学・学部に限られ、二段階選抜を予告する大学数と比べてとても少なくなっています。

また、いわゆる「受験生全入時代」の影響により、受験生確保のために二段階選抜自体を

取りやめている大学も少なくはありません。

 

 

◆どんな基準で受験生をふるいにかけているの?

「二段階選抜」の有無や基準に関しては各大学に委ねられています。大学のホームページに詳細が記載されている事が多いですので、気になる方は受験前に確認することをおすすめします。

 

実施される大学によって様々な基準が設けられていますが、

「募集人員の△倍の人数になるように上位から選抜していく」という形式や、

「xxx点以下は問答無用で二次試験の受験対象者から除外する」という形式など、

多岐に渡っています。これらも各大学のホームページで詳細が記されているので、

必ずチェックするようにして下さい。

 

 

◆そもそもなぜ「二段階選抜」が行われるの?

実施する大学によって理由はまちまちですが、

入学してくる生徒に最低限要求したいという学力の基準を設けるという意味や、

受験者が多すぎると受験会場の手配が大変であるのでそれを避けるという意味、

大抵の場合、二次試験となる個別学力試験が記述式試験であることから、

採点などにかかる多大なコストを節約するという意味などがあるとされています。

 

また、一次試験を重要な位置に置くことで、受験生に様々な分野に対する知識が備わっているのかを問うことができるという点において、教育的な価値があるという専門家の意見もあります。そのため、一つの教科に偏った勉強では太刀打ち出来ないことが分かります。

 

実施される大学を志望する方は、その大学が指定する基準をクリアすることが、

大学への確固たる「入学したい」という意思表示になるので、

その基準を上回れるような目標を設定するようにして勉強を進めると良いでしょう。

 

 

国公立大学の志望者が取るべき対策って?

国公立大学では、大学によって一次試験と二次試験の配点率が異なります。

センター試験の結果が合否に大きく影響を及ぼす大学もあれば、

センター試験の結果を縮小したり不問としたりして二次試験の結果を重視する大学もあるため、受験する大学、学部・学科についてよく調べ知っておく必要があります。

 

仮に受験する大学が一次試験より二次試験を重視する配点率なのであれば、

第一段階選抜は通過さえできれば良いので、一次試験の対策にばかり時間をかけず、

二次試験に向けた勉強を多くすることが必要になります。

 

このように、受験方式や配点率が変われば重視すべき科目や内容なども変わってきます。

まずは自分でリサーチをしっかり行った上で、

自分がすべきことや目標にすべき得点を明確に捉えていきましょう。

 

 

◆まとめ

受験生をふるいにかける「二段階選抜」ですが、実情を知ればそこまで怯える必要はありません。ただ実施される国公立大学がそこまで多くないとはいえ、未だに行われている大学、学部はいずれも人気が高く志望者の数も多くなっています。

そのため、「二段階選抜」を採用している大学を受験する方は、

 

・受験する大学がどんな基準を設定しているかを知る

・合格に必要な能力を見極めて目標設定をする

・ライバルの多さを実感し、そのライバルに勝つ気で勉強する

 

これらのことを理解して自分の課題や問題点を解決することで、

合格への自信を付けて欲しいなと思います!

 



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